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先日、冨士大石寺正信会公式サイトの開設を確認しましたので、これを1つの契機として捉え、宗門より懲戒処分に付されることになった昭和55年8月24日の第五回檀徒大会の強行。この処分無効を求めて日顕上人の血脈否定の立場を主張することになった正信会と、これに追随した創価学会・顕正会に向けて破折を加えます。

その前におさらいしておきますが、これまで分裂を重ねた正信会は、現在次のとおりです。

  • 自称正信会
  • 宗教法人正信会
  • 冨士大石寺正信会

正信会破折


まず、正信会の荻原昭謙を見ていこう。

「第三回全国檀徒総会まことにおめでとうございます。御法主日顕上人猊下の大きな御慈悲によりまして、かくも盛大に第三回全国檀徒総会が開催できましたことをまずもって厚く厚く御礼合掌申し上げます。(中略)
最近某週刊誌に某檀徒の発言といたしまして、血脈相承の問題、又、おそれ多くも御法主上人猊下に及び奉ることがらを得意になって云々している記事が目につきました。私ども指導教師といたしまして顔から火が出るほど恥ずかしく、又、大変なさけない思いをいたしました。これはもはや檀徒でもなければ信徒でもありません。(中略)御戒壇様、大聖人様の人法一箇の御法体を血脈相承遊ばす御法主、代々の上人を悉く大聖人と拝し奉り、その御内証・御法体を御書写遊ばされたる御本尊に南無し奉るのでございます。これに異をはさんで何で信徒と申せましょう。又、何で成仏がありましょう。師敵対大謗法の者でございます。」
(昭和54年8月25日 第三回全国檀徒総会 荻原昭謙)

こちらは『諸宗破折ガイド』(181頁)にも掲載があるので、ご存知の方も多いのではないだろうか。
荻原昭謙の『諸注意』と題した原文では、その冒頭において「御法主日顕上人猊下」と御相承を肯定しているのだから、最早これ以上の言葉は必要あるまい。
本宗信仰の命脈である血脈相承を否定に転じた本末転倒の団体が正信会であることは誰の目にも明らかだ。

創価学会破折


次に、創価学会の池田大作。

「日蓮宗身延派にあっても、南無妙法蓮華経の題目を唱えている。御書もある。経文も、法華経の方便品、寿量品等を読経している。また、もと正宗の僧侶であった『正信会』も、御法主上人の認められた御本尊を拝しているし、読む経文も唱える題目も、われわれと同じである。外見からみればわれわれと同じようにみえるが、それらには唯授一人・法水写瓶の血脈がない。法水写瓶の血脈相承にのっとった信心でなければ、いかなる御本尊を持つも無益であり、功徳はないのである。すなわち『信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり』なのである」
(『広布と人生を語る』池田大作 著 8-228頁)

創価学会会則によると「『三代会長』は、広宣流布実現への死身弘法の体現者であり、この会の広宣流布の永遠の師匠である」(新会則第3条)と明記されている。
勿論この創価学会の師弟観は、学会員を囲い込むための創価学会執行部の策略であることは言うまでもないが、創価学会を自負する学会員ならば、ここに掲載した『先生』の指導に従うべきだ。

顕正会破折


最後は、顕正会の浅井昭衛。

「ここで、正信会が問題にした阿部管長の相承疑義について触れておく。(中略)
では、もしこの付嘱相承の儀が省略されるようなことがあったらどうなるのか-。そのような非常事態が万一あったとしても、血脈が断絶するようなことは断じてあり得ない。御本仏の下種仏法は金剛不壊である。法体たる戒壇の大御本尊は厳然とましまし、金口の相承また厳然である。万一相承の儀式が省略されたとしても、大聖人の御意に叶う法器だにあれば、法水また不断である。(中略)
考えてもみよ、御本仏が下種仏法を万年の外尽未来際まで久住せしむるのに、どうして途中で断絶するような方法をお用いあそばすであろうか。甚深の御仏智に深く信を取らなければならぬ。いかなる事態があろうとも、本宗の血脈は絶対に断絶するものではないのである。(中略)
ただし重ねていう。六十六・六十七代のいかんに関わらず、御本仏の三大秘法は金剛不壊であり、金口の相承・血脈はまた不断である。ちなみに、現在正信会に籍を置いているか否かは知らぬが、久保川法章の戒壇の大御本尊と血脈についての所論のごときは、いまだ初学の慢心者が、学会憎しのあまりに血迷って吐いた大謗法の邪説に過ぎない。」
(平成3年10月1日発行『「学会・宗門」抗争の根本原因』浅井昭衛 著 224~226頁)

こちらは、冨士大石寺正信会として浅井昭衛に迎合した足立淳正と、浅井昭衛にだまされていることに気づかない顕正会員に服膺(ふくよう)を要望する。
そして、この時の浅井昭衛は知る由もなかったのであろう。自らが言い放った「大謗法の邪説」をのちに口にすることを。
御相承の断絶」(顕正新聞 H11.4.25号)

   ◇   ◇   ◇

こうして異流義を俯瞰でみると、揃いも揃って自己矛盾ばかりで笑止千万と言わざるを得ない。
創価学会員と顕正会員は、それぞれ『先生』の指導である「正信会」の部分を自分たちの所属団体である「創価学会」「顕正会」に置き換えて、もう一度読み返してもらいたい。
それにしても、180度方針転換した確信犯の教団首脳部はともかく、「魂の独立」や「御在世の信心に還る」というキーワードで、その術中に陥(おちい)った会員たちは所属団体が本末転倒したことに気付かないのだろう。恐るべし #マインドコントロール #思考停止

顕正会員の皆さんへ


浅井昭衛は「濁悪の極にある正系門家の中から、必ずや正義にめざめて立つ『有羞(うしゅう)の僧』が二人・三人と出現する」(顕正新聞 H31.4.5号)と発言しましたが、「冨士大石寺正信会 興正院 足立淳正」の真相は次のとおりです。

  • 自称正信会寺院「興正院」は、宗門末寺に非ず
  • 自称正信会で得度した足立淳正は、宗門僧籍に非ず

つまり、足立淳正は宗門より袈裟免許を賜っていない(無免許)にも関わらず、浅井昭衛によって正系門家の中から現れた僧侶であるかのような情報操作が加えられているとしたら、その時あなたはどうしますか?



新宗教から一日も早く脱会し、末法に広宣流布すべき御本仏宗祖日蓮大聖人の出世の御本懐である本門戒壇の大御本尊に御目通りさせていただきましょう!
創価学会・顕正会・正信会の皆さん、ご質問・ご相談等お待ちしております。

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