いつもブログを閲覧いただいて、ありがとうございます。

昨日、創価学会壮年部さんからご質問をいただいたのですが、携帯電話から送られてきたメールに返信したところ、アドレス不明 (550 : User unknown) のエラーメッセージが返ってきて送信できませんでした。
これに加えて、他にとるべき連絡手段も残されていませんでしたので、急遽予定を変更し、ブログでの回答とさせていただきました。

<参考>
送信できなかった原因については、受信側の迷惑メール設定により、メールがブロックされていると思われます。
PCメールからの受信を許可するか、ブロックの除外対象に追加するなど設定のご確認をお願いします。

創価学会員さんからのご質問

こんにちは、質問があります。

学会員が拝している、第66世のご本尊と、日蓮正宗の方が拝している第66世のご本尊に功徳の相違はありますか?

ブログ管理者の回答

メールでのご連絡ありがとうございます。
日蓮正宗信徒 (元創価学会員) のミライです。

ご質問の趣旨は、学会員でも日蓮正宗から下付された総本山第六十六世日達上人の御本尊を拝しているので、その功徳に違いはないのではないか?
ということかと推測します。

例えば本宗では日蓮宗に安置の御真筆の御本尊であっても信仰の対境にするということはありません。
同様に他宗に安置の第二祖日興上人を随一とする御歴代上人御書写の御本尊についても信仰の対境にするということはありません。

本宗と日蓮宗で正邪を決する一大事は、血脈師弟義が存するか否かということであり、これが『一期弘法抄』に仰せの「血脈の次第 日蓮日興」(御書1675頁) です。
つまり、この唯授一人の血脈相承に本門戒壇の大御本尊を御書写申し上げる一切の権能が在(ましま)すのですから、本宗では本門戒壇の大御本尊と第二祖日興上人を随一とする御歴代上人に信をとるのです。

相伝書

●「直授結要(じきじゅけっちょう)付嘱は唯一人なり。白蓮阿闍梨日興を以て総貫首と為し、日蓮が正義悉く以て毛頭程も之を残さず、悉く付嘱せしめ畢んぬ。上首已下並びに末弟等異論無く尽未来際に至るまで、予が存日の如く、日興が嫡々付法の上人を以て総貫首と仰ぐべき者なり。」
『百六箇抄』弘安3年1月11日 59歳 (御書1702頁)

●「此の血脈並びに本尊の大事は日蓮嫡々座主伝法の書、塔中相承の稟承(ぼんじょう)唯授一人の血脈なり。」
『法華本門宗血脈相承事 (本因妙抄) 』弘安5年10月11日 61歳 (御書1684頁)

●「日蓮在御判と嫡嫡代代と書くべしとの給う事如何。師の曰わく、深秘なり、代代の聖人悉く日蓮なりと申す意なり。」
日興上人『御本尊七箇之相承』(聖典379頁)

日達上人文証

学会の壮年部さんのご質問については、総本山第六十六世日達上人文証を以って回答させていただきたいと思います。

●「戒壇の大御本尊様を忘れてしまったならばいかに信心してもたとえ何々上人の御本尊であると言って拝んでみても大聖人様の血脈は通じてこない。」

●「戒壇の根本の御本尊を離れた時には、既にその御本尊は生命もなく人を救うところの力もないのであります。」

かつての日蓮正宗創価学会

▼「富士大石寺の大御本尊を拝まないものはすべて謗法である (中略) 大石寺にそむく謗法の輩がもつご真筆の御本尊には、大聖人の御たましいは住まわれるわけがないのである (中略) 信仰の対象として一切をささげて南無し奉る御本尊であるから、御山においては御相伝により、代々の御法主上人お一人が、したため遊ばされるものであり、我ら信者が云々すべきも恐れあることである」
創価学会版『折伏教典 (改訂版 昭和33年6月) 』(322㌻)

第三代会長池田大作

▼「日蓮宗身延派にあっても、南無妙法蓮華経の題目は唱えている。御書もある (中略) 外見から見ればわれわれと同じようにみえるが、それらには唯授一人・法水写瓶の血脈がない。法水写瓶の血脈相承にのっとった信心でなければ、いかなる御本尊を持つも無益であり、功徳はないのである」
(『広布と人生を語る』8-228㌻)

ご連絡ありがとうございました。
また何かあれば、ご連絡をお願いいたします。
日蓮正宗信徒 ミライ

新宗教から一日も早く脱会し、末法に広宣流布すべき御本仏宗祖日蓮大聖人の出世の御本懐である本門戒壇の大御本尊に御目通りさせていただきましょう!
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