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2月に実現した顕正会婦人部との法論のあとの、正直に言えば個人的な消化不良ということになるのかも知れませんが、そういった経緯から本編を離れた形にはなりますが、今回から3回シリーズで顕正会の邪義を掘り下げていきたいと思います。



スピンオフ第1弾となる今回は「されば先づ臨終の事を習ふて後に他事を習ふべし」『妙法尼御前御返事』(御書1482頁) と仰せの成仏を取り上げます。

顕正会教義の「三大秘法開合の相」『基礎教学書』(44頁) によると、

本門の戒壇
  • 義 (御本尊所住のところ)
  • 事 (広布の暁の国立戒壇)

こう掲載されていますので、一見すると二義のように思うかも知れません。
でも、よく考えてみてください。

現時点では広宣流布以前ですから「事の戒壇」は正則せず、正則するのは「義の戒壇」の一義のみですので、この顕正会教義では論理的に三大秘法を六大秘法に開合できていないのです。(下図参照)

<広宣流布以前>
本門の戒壇
  • 義 (御本尊所住のところ)
  • 事 (広布の暁の国立戒壇)

そしてもっと大事なことは、広布以前に「事の戒壇」が正則しないということは、顕正会で「人生の目的は成仏」と教えられているにも関わらず、論理上、その成仏ができないということになるのです。

こういうと、
顕正会員は「顕正会で成仏が叶います!」と言うでしょう。

そして、その文証、現証として「臨終の相」『千日尼御前御返事』(御書1290頁) を挙げます。
勿論、千日尼御前は大聖人御在世の信徒です。

それでは、顕正会で成仏が叶うか否か、ここで大聖人様の仰せを拝見してみることにしましょう。

大聖人様は、

「今身(こんじん)より仏身に至るまで持(たも)つや否(いな)やと云ふ受持の言語なり」
『御講聞書』弘安3年5月28日 59歳 (御書1841頁)

「今南無妙法蓮華経有れ共、今身より仏身に至るまでの受持を受けずんば、成仏は有るべからざるなり。教とは爾前無得道、法華成仏の事なり。此の教を受けずして法華経を読誦(どくじゅ)すとも、大王の位にのぼる事有るべからざるなり。」
(同1843頁)

と受持の言語 (授戒文) をお受けしなければ、成仏は叶わないと仰せです。

この御授戒の化儀は、宗教法人 日蓮正宗の寺院でなければ、お受けすることはできません。
⚠ 日蓮正宗を詐称する正信会にご注意ください。

大聖人様から「御面(かお)を見てはなにかせん。心こそ大切に候へ。」『千日尼御前御返事』(御書1290頁) と仰せの御手紙を賜った千日尼御前や、死身弘法の熱原三烈士 (熱原法華講衆) も御授戒をお受けして大聖人様の信徒となり、御本尊を授与されているのです。

新宗教から一日も早く脱会し、末法に広宣流布すべき御本仏宗祖日蓮大聖人の出世の御本懐である本門戒壇の大御本尊に御目通りさせていただきましょう!
創価学会・顕正会・正信会の皆さん、ご質問・ご相談等お待ちしております。

<関連記事> シリーズ第1弾! 顕正会「三大秘法開合の相」で成仏はできる!?

シリーズ第2弾! 顕正会には日蓮大聖人が宗旨建立された宗旨・宗派がない!

シリーズ第3弾! 顕正会「国立戒壇、遥拝勤行」は日蓮正宗の教義に非ず


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